45億年分の直近250年で、人類が地球に与えた影響を考えたい。
藻類の活発な光合成により大気中の酸素量が増えていくと、紫外線の作用を受けて酸素からオゾンが生成された。高度約 20〜50 kmの領域でオゾン層が形成され、生物にとって有害な紫外線はそこに吸収されるようになった。
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ただし、光化学オキシダント(光化学スモッグ)の主成分であるオゾンは、ヒトを含む生物に対する毒性が高く、植物に対しても、農作物の生育被害や森林衰退の原因になっている。国立環境研究所では、設立以来約40年に渡ってこの課題に取り組み、様々な施設や手法を用いて研究してきた。初期の生理・生化学的研究から得られた知見を基に、オゾンによる活性酸素生成やその作用による障害の仮説を提案し、遺伝子レベルで検証した。
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