本文へスキップ

若者文化研究所は若者の文化・キャリア・支援を専門とする研究所です。

TEL. メールでお問い合わせください

〒165 東京都中野区・・詳細はメールでお問い合わせください

研究のページCONCEPT

 若者文化研究所 西村美東士


カリマネ(カリキュラムマネジメント)の課題

 問題提起として・・学習課程論の展望−学習者が主人公になる参画型協働学習のために不可欠な指導者の指導性の一環としてとらえ直す。

 教育(生涯教育)を学習(生涯学習)と言い換えて、さも学習者目線かのように偽装し、そのことによって、学習目標の設定と説明の責任から逃れようとするようなことがあるとしたら、そんな姑息なことはもうやめよう。
 教育に血を通わせ、楽しいPDCAの教育と学習の双方向協働をつくりだそう。

2005年3月クドバスの活用により学習目標に社会的要請を組み込む

クドバスの「仕上がり像」という言葉は上から目線か

 いま重要なのは「現代的課題の学習」ではない。「公共的課題の学習」こそ本質的表現である。

「まちづくりは人づくり」という言葉への疑義

 「まちづくりは人づくり」という言葉には抵抗を感じて当然だと考える。「まちづくりは我づくり」こそ本質的表現である。第五期豊島区生涯学習推進協議会では、「豊島区生涯学習センター機能の実現に向けての意見書」において、次のように述べた。

 「人づくり」ということがよく言われますが、行政などが人をつくるのではありません。子どもから大人まで、自らが自らをつくっているとわれわれは考えます。人材育成の本質は、「人づくり」ではなく「われづくり」にあるといえます。同時に、区民一人一人の自己の充実のための学びは、人によって支えられ、地域での区民同士の学びあいと支えあいは、この意見書がめざす生涯学習センターをはじめとする社会的支援機能によって支えられると考えます。

 「教育」が(とりわけ公共的)到達目標を明確にしたPDCAの教育と学習の双方向協働をつくりだそうとすることと、この「まちづくり」における「我づくり」は、シンクロ(同期)するものだと考える。
第五期豊島区生涯学習推進協議会
「つどう、つながる、つなげる、つくりだす」豊島区生涯学習センター機能の実現に向けての意見書

ICT教育の新しい考え方

1989年6月インターネットによる知的生産

1989年6月ネットコミュニティ

青少年教育の理念追求

研究論文「青少年の社会化支援理念の変遷」(未発表)

科研費報告書『現代青少年に関わる諸問題とその支援理念の変遷』

大学の教育方法・参画型教育の革新

2004年3月学生の社会化を支援する大学授業の方法論
初出 2000年11月「ワークショップ型授業の構成要素とその効果−学生の自己決定能力を高める授業方法」、『大学教育学会誌』

2003年7月(対談)地域は大学に何を求めているか



学生記述分析による社会化効果測定指標の設定

2007年12月西村美東士「学生による子育て支援研究」の方法と効果―学生の社会化支援の視点。
オンラインでの学生の記述のなかに、評価、理解、興味、有用、自己、他者、社会に関する記述があった場合、それぞれについて、否定、中立、肯定、能動に分類してカウントし、とくに社会化支援について、「学生による子育て支援研究」がどのような効果を発揮したかを、数値化して測定し、分析した。



つづく


バナースペース

若者文化研究所

〒165-0000
詳細はメールでお問い合わせください

TEL 詳細はメールでお問い合わせください