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若者論のトレンド:若者理解のための図書コーナー
「今の若者はたいやき君型、頭から尾まで過保護のアンコがギッシリ」と評されたのが、1976年(日本生産性本部「新入社員意識調査」)。このように「若者論」は語り続けられている。若者の問題点や可能性は、企業や社会の将来を占う重要要素だからだ。
今日の若者論のトレンドのポイントはどこにあるか。
個人化社会の進行の中で、生き方、教育、友人関係などにおいて、若者の自己決定の能力や余地が増えているのか、減っているのか。
「過保護」といわれた世代が、結局、今の日本を築き上げてきた。そのように、今の若者が、次の時代を創り上げていくのだろう。
ここでは、若者理解の楽観的な方向を見いだし、適切な支援、育成のあり方を見極めていきたい。